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二森日和。

将棋をみた感想。たまにサッカー。ごくまれに雑談。




第71期名人戦第3局初日 棋譜+雑感。

相掛かり、相パスタ、相カレーから一転。

お、おう。

森内名人の2連勝で迎えた名人戦第三局。

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なんとなく相矢倉は第7局で、
それ以外の局は先手番から相掛かり・角換わり・横歩取り
打診していく形では、とか思っていたんですが
本局は角換わり相腰掛銀でしたか。(渡辺明ブログ風に)

正調角換わりの相腰掛銀では先手が攻め、
後手がカウンターを狙うというのが基本なので、
「羽生の攻め・森内の受け」という、
二人の持ち味が見れそうな気がします。

が、それは今の流れからすると
フラグのように感じくぁwせdrftgyふじこ


定跡手順から先手一人時間差の▲1八香を入れて
後手の一人千日手、4筋金の前後ステップから開戦までは
最近よくある形。で、

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55手目▲3五歩が先手の工夫か。

棋譜コメによると、この手は今年の朝日杯
▲村山慈明六段-△渡辺明竜王戦で初めて指された手だそう。

後手の渡辺竜王が勝ったのですが、▲3五歩には感心していたようで
その時の55手目の棋譜コメによると

※局後の感想※
「本譜はまずかったよね。どう指すんだった? △2七角にしようかと思ったんだけど、▲3四歩で指す手がないからやめたんです」(渡辺竜王)
「△1七角から馬を作りに来られるかなと」(村山六段)
「そうか。たしかに本譜よりそっちのほうがいいか」(渡辺竜王)

という。
村山六段は△1七角を読んでいて、研究していたようですが
渡辺竜王が単に取り込んだので少し計算が狂ったということのようです。

で、森内名人は次にその△1七角を指す。
検討室によると、ここから激しい応酬が予想されるところですが
はっきりと激戦になる前に封じ手の局面に。

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上図が封じ手の局面。
もうこの時点で先手の猛攻を通せば先手勝ち、
受けきれば後手勝ちというイメージがあります。

いや、実際には双方に粘れる形なんでしょうけれど。

棋譜
 開始日時:2013/05/09 09:00
 棋戦:第71期名人戦 第3局
 戦型:角換わり
 持ち時間:各9時間
 場所:浄土ヶ浜パークホテル
 先手:羽生 善治
 後手:森内 俊之

▲7六歩 △8四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8五歩
▲7七角 △3四歩 ▲8八銀 △7七角成 ▲同 銀 △4二銀
▲3八銀 △7二銀 ▲9六歩 △9四歩 ▲4六歩 △6四歩
▲4七銀 △6三銀 ▲6八玉 △5四銀 ▲5六銀 △4四歩
▲5八金 △5二金 ▲3六歩 △4一玉 ▲7九玉 △3一玉
▲1六歩 △1四歩 ▲3七桂 △7四歩 ▲6六歩 △3三銀
▲4八飛 △4二金右 ▲8八玉 △2二玉 ▲1八香 △4三金直
▲2五歩 △4二金引 ▲4五歩 △同 歩 ▲同 桂 △4四銀
▲3七角 △6二飛 ▲1五歩 △同 歩 ▲同 香 △1三歩
▲3五歩 △1七角 ▲3四歩 △3六歩 ▲4六角 △2六角成
▲3三歩成 △同 桂 ▲1八飛 △3五銀
まで64手で封じ手

ちなみに名人戦にかかる当方の記事を並べときます。

明日はニコニコ生放送で渡辺竜王が解説。

しかも午後3時頃から視聴できる予定に。楽しみー。