こんにゃく理論の行き先。
最近聞いた奇妙な話。
群馬は全国有数のこんにゃくの産地ですが、
TPP参加に反対しています。
こんにゃくに高い関税がかかっているからで
JA群馬中央会などはTPP参加によって関税が取っ払われた場合、
こんにゃく農家は壊滅的な打撃を受ける、としています。
ところが、TPP参加国で現在、
コンニャクイモを輸出している国はないそうです。
JAの言い分によると、
「TPP発効後、関税が撤廃された
コンニャクイモの生産と輸出を図る国が出ないとも限らない。
むしろねらい目となる可能性が高い」
だから反対だと。
ちなみに、「TPPは影響しない」と断言していた
キャベツ農家の地元、嬬恋村のJAもTPPには反対しています。
なぜ?
「TPPでコメがダメになった農家が
キャベツを作って競争が激化するから」
だそうです。へえ。