第72期A級順位戦最終局・第2譜 戦形まとめ。
09時20分の状況
A級順位戦最終戦 0920の状況
羽生ー郷田 角換わり
佐藤ー渡辺 康光ワールド
深浦ー谷川 角道op四間飛車
行方ー屋敷 横歩取り△84飛
三浦ー久保 後手中飛車
ワールド半端ない、というか矢倉がないのが今年度を象徴してる気がする。
— 谷川二森 (@twinforest) 2014, 3月 7
谷川九段の角道op四間は、藤井九段が最近採用して一気に研究が進んだって将棋世界に勝又先生が書いていたけど、棋譜コメントをみると直近で後手9ー1なのか。
— 谷川二森 (@twinforest) 2014, 3月 7
うわあ、渡辺二冠も角道op四間飛車か!さっきも書いたけど角交換を急がず先に美濃を組んでしまうシステムが最近優秀とされていて、どうするのかな。
— 谷川二森 (@twinforest) 2014, 3月 7
ん、先に角交換をいれたか。角交換四間飛車だった。
— 谷川二森 (@twinforest) 2014, 3月 7
三浦ー久保はA級屋敷ー久保戦でもみた気がするけどちがうのかな
— 谷川二森 (@twinforest) 2014, 3月 7
※ 佐藤九段が3手目▲1六歩といきなりワールドに、渡辺二冠が角交換四間飛車!
10時30分の状況
A級順位戦最終戦 1030の状況
郷田ー羽生 角換わり腰掛け銀
佐藤ー渡辺 角交換四間飛車
深浦ー谷川 角道op四間飛車
行方ー屋敷 横歩取り△84飛
三浦ー久保 ゴキゲン中飛車対超速
振り飛車が三局!なべさん怒りのKKS!昨年も康光さんとこはすごかったが今年も半端ないっす。
— 谷川二森 (@twinforest) 2014, 3月 7
うわあ、なべさん、13香!振っても端攻め狙い。出だしは端歩康光ワールドだったけど、それを咎めるなべワールドになっている。
— 谷川二森 (@twinforest) 2014, 3月 7
「藤井矢倉」激増の理由 速攻矢倉の現在地。
2/27の第62期王座戦二次予選、藤井猛九段-北浜健介八段では
藤井九段がいわゆる「藤井矢倉」を採用、
打ち歩詰めの筋で後手の攻めを切らすという大熱戦の末、藤井九段が勝ちました。
この事態に序盤クラスタ(の一部)が何やらざわついています。
もしかすると、藤井矢倉がブレイクするかもしれない、
そういう気配があるからです。
「藤井九段が『藤井矢倉』を採用するのは普通じゃないか」
そう思っていた時期が、私にもありました。
「消えた戦法」を開発者が指し継ぐのはなにも不思議なことではない。
しかし、こと今回に関しては、
また少しニュアンスが違うかもしれません。
2014年に入ってまだ2か月が経過したばかりですが
「藤井矢倉」、あるいはその類似系は、
藤井-北浜戦を含め、既に公式戦で5局現れているからです。
しかも採用した棋士は、藤井九段のほか
森内、渡辺、屋敷、豊島と錚々たる顔ぶれ。
「藤井矢倉」激増の予兆についてまとめてみたいと思います。
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