二森日和。

将棋をみた感想。たまにサッカー。ごくまれに雑談。




「将棋世界」森内名人インタビュー 名人戦第四局部分のメモ。

※ 本記事は後日記事の個人用メモです。後程加工したうえで消します。ドキュメンタリー「同期生」をみながら。画像は『将棋世界』ネタなので。第71期名人戦【第4局 ①/②】 今月発売の、だから2013年9月号の将棋世界に 森内俊之名人による第71期名人戦総括イ…

第26期竜王戦決勝T 郷田真隆九段-佐藤康光九段 敵陣に在りて己に克つ。

【渡辺竜王による本戦展望】 【本戦参加棋士のコメント】いろいろあった8/9には、竜王戦決勝トーナメントもあったのです。 既に森内名人が進出を決めている竜王戦挑決に向けた最後の関門は 1組優勝の佐藤康光九段と同4位の郷田九段の対局。ともに今年初春…

第54期王位戦第4局 羽生善治王位-行方尚史八段 思考の果て、その先の領域。

第54期王位戦【第1局】【第2局①/②】【第3局①/②】 【第4局】【挑戦者決定戦】 猫ピッチャーおもしろすぎる。羽生王位の2勝1敗で迎えた王位戦第四局は、 8/8~9、福岡県福岡市で行われました。 ※ 画像は文章とは関係ありません。将棋はさておいて(え…

第72期A級順位戦2回戦 谷川浩司九段-三浦弘行八段 No Pawn, No Life。

【第72期A級順位戦 まとめ】8/8、8/9は、本譜のほか、 王位戦第4局、A級屋敷-久保、 竜王戦決勝T郷田-佐藤康がそろい踏みで なにそれ怖い。注目の対局が多すぎで捌ききらん。いやー、時間がありません。 少しずつ手をつけていきましょう。8/8はA級順…

第26期竜王戦決勝T 郷田真隆九段-山崎隆之八段 未来視たちの予定調和。

【渡辺竜王による本戦展望】 【本戦参加棋士のコメント】竜王戦左山の戦い。 8/6は、1組3位の郷田九段と同5位の山崎八段との対局。山崎さん、今日はこのめがねか。郷田九段は今期、各棋戦で活躍しているのですが 棋聖戦、王座戦と挑決で敗れ、A級順位戦…

第72期順位戦 C級1組 まとめ。

【2013.08.07更新】第72期名人戦・順位戦 C級1組 via kwout

第72期順位戦B級1組4回戦 豊島将之七段-山崎隆之八段 対抗ベクトルの突破点。

第72期順位戦【A級】【B1】【B2】【C1】【C2】アクセラレータ(一方通行)の中の人、 岡本信彦さんはアマ三段の実力者で、 個人的にはペルソナの印象が強いです。(なにこれ)8/1は、順位戦B1とB2の一斉対局。 そのほかに達人戦準決勝(森内-…

第72期A級順位戦 渡辺明竜王-郷田真隆九段 双頭槍の刹那。

【第72期A級順位戦 まとめ】「囲碁vs将棋棋士の人狼」を横目に、 宿題を一つ一つ片付けようの巻。まだいろいろあるんですけれどー。7/26、A級順位戦は2局。 佐藤-羽生戦と本譜。ともに初戦を落とした、順位上位の二人。 挑戦権争いを考えると、序盤で連…

第26期竜王戦決勝T 永瀬拓矢六段-山崎隆之七段 早繰り銀@はやくない。

【渡辺竜王による本戦展望】 【本戦参加棋士のコメント】バルス(おせえ)遅いついでに、早くない早繰り銀の話。 竜王戦決勝トーナメントは左山、7/27に行われた 永瀬六段(4組優勝)-山崎七段(1組5位)をいまさらお送りいたします。 なお、なぜか角換…

第54期王位戦第3局 羽生善治王位-行方尚史八段 二百由旬の一閃。

第54期王位戦【第1局】【第2局①/②】【第3局①/②】 【第4局】【挑戦者決定戦】 サブタイトルは某スペカ。 羽生善治を倒す程度の能力。 由旬は距離の単位。 1由旬はざっくり14kmくらいなので200由旬は・・・すごいね!茶番はさておき、 第3局は脇システ…

第54期王位戦第3局1日目 羽生善治王位-行方尚史八段 雑感。

第54期王位戦【第1局】【第2局①/②】【第3局①/②】 【第4局】【挑戦者決定戦】 王位戦は第3局。 羽生王位が2勝で舞台は北海道。第1局は角換わり、第2局は急戦矢倉。 ときて、第3局も相矢倉。 ただし、主流の4六銀3七桂ではなくて 角が中段で向か…

第72期A級順位戦2回戦 佐藤康光九段-羽生善治三冠 リミット60秒の近接戦闘。

【第72期A級順位戦 まとめ】SWICHインタビューを見ながら作ったので、遅くなりました。 (すごく面白かったー)7/27に行われたA級順位戦2回戦には、三冠2人が登場。 その一人、羽生三冠は佐藤康光九段との対局。奨励会同期の二人の対局は、本ブログで扱…

東アジアカップ2013 日本代表-韓国代表 ひとこと。

東アジアカップ2013【vs.豪州】【vs.韓国】東アジアカップ最終戦は日韓戦。 日本代表は中国戦と同じメンバーが先発。 やっぱこの写真でしょ。前半、柿谷がカウンターから抜け出したところを 落ち着いて決めて先制しましたが、 ほとんどの時間で韓国に押し込…

藤井猛九段、「藤井システム」を語る。(第3回)

「藤井システム」解説【第1回】【第2回】【第3回】7/27、「JT日本シリーズで藤井九段が藤井システムを指した記念」(長い)で 手を入れて更新しました。「藤井九段による藤井システム解説」、 最後となる第3回は「藤井システムの現在地」、 そしてこれ…

東アジアカップ2013 日本代表-オーストラリア代表 雑感。

東アジアカップ2013【vs.豪州】【vs.韓国】申し訳程度のサッカー要素ですがご容赦を。というわけで、J2クラスチェンジ組を愛でる会には たまらない陣容となっている 東アジアカップは2戦目、オーストラリア戦。 (画像に偽りあり。スタメン全然ちがー。)…

第54期王位戦第2局 行方尚史八段-羽生善治王位 Der liebe Gott streckt im Detail。

第54期王位戦【第1局】【第2局①/②】【第3局①/②】 【第4局】【挑戦者決定戦】 第54期王位戦第2局は2日目。初日、行方八段が誘った急戦矢倉を それぞれどういう風にまとめていくのか。羽生王位は、先日の棋聖戦と同じく 2局目で後手番ブレイクができ…

第61期王座戦挑決 中村太地六段-郷田真隆九段 夏の日の花火に似て。

第61期王座戦 【第1局】【第2局】【第3局】【挑戦者決定戦】7/22は羽生王座への挑戦権をかけて争われる 第61期王座戦挑戦者決定戦。 今年の勝ち上がりは郷田真隆九段と中村太地六段。中村六段は、準決勝で森内名人を下して 昨年に続いての挑決進出。 昨年…

第54期王位戦第2局1日目 行方尚史八段-羽生善治王位 雑感。

第54期王位戦【第1局】【第2局①/②】【第3局①/②】 【第4局】【挑戦者決定戦】 第54期王位戦第2局は、7/23・24と兵庫県神戸市の「中の坊瑞苑」で 執り行われますが、今日はその1日目。羽生王位先勝で迎えた2局目。 行方八段の先手番ということで、 い…

第72期順位戦B級1組3回戦 木村一基八段-豊島将之七段 天王山からの跳躍者。

【第72期順位戦B級1組まとめ】↑まとめました。総当たりのため、対戦数の多い順位戦B級1組は、 7/18にはもう3回戦一斉対局。今回のモバイル中継局は、本局と山崎七段-松尾七段戦で、 モバイルでの登場棋士がすでに全かぶりという、 すごい偏り方になっ…

第26期竜王戦決勝T 羽生善治三冠-森内俊之名人 反撃のアイギス。

【渡辺竜王による本戦展望】 【本戦参加棋士のコメント】第26期竜王戦では、永世名人資格保有者(+未来の名人?)が 固まる右ブロックを中心に紹介してきましたが 7/19、おそらくトーナメント中でも最大の注目カードがここに実現。勝てば挑戦者決定戦3番勝…

第72期A級順位戦2回戦 行方尚史八段-深浦康市九段 幻想の刃、因果をも断つ。

【第72期A級順位戦 まとめ】行方八段に倣ってゲロルシュタイナーとか飲んでみるようになった。「いや、炭酸水とか、はまってんすよね。」うん、いいかもしんない。言わないけどさ。A級順位戦は、ラス前と一番長い日以外は分散開催。 その2回戦の開幕局(7/…

第84期棋聖戦第4局 渡辺明竜王-羽生善治棋聖 図南鵬翼、竜王を制す。

第84期棋聖戦 【第1局】【第2局】【第3局】【第4局】史上初、三冠激突の第84期棋聖戦は第4局。 羽生棋聖の連勝スタートから、 渡辺竜王がすんでのところで踏みとどまって迎えた一局。決着局はこれにしようと決めてた。前回の角換わりから、戻って横歩取…

藤井猛九段、「藤井システム」を語る。(第2回更新中)

「藤井システム」解説【第1回】【第2回】【第3回】藤井九段「将棋は運ゲー」(あいさつ)「藤井九段による藤井システム解説」、 第2回は竜王位獲得までです。画像は前回に引き続き、某将棋番組から。ちなみに同番組内では藤井九段自身が 前掲記事内に示…

藤井猛九段、「藤井システム」を語る。(第1回)

「藤井システム」解説【第1回】【第2回】【第3回】という名の「藤井九段による藤井システム解説」(なんなの)。※注 3回に分けて書きおこしていきます。今回は第1回目です。 佐藤康光王将(当時)と渡辺明竜王による第62期王将戦7番勝負は 第3局が2/1…

第26期竜王戦決勝T 森内俊之名人-谷川浩司九段 真夏の羅森盤。

【渡辺竜王による本戦展望】 【本戦参加棋士のコメント】竜王戦本戦トーナメント右ブロックは 開幕戦を羽生三冠が、次戦を谷川九段がそれぞれ勝ち、 永世名人資格者そろい踏みで、贅沢な対局が続きます。永世名人対局、その緒戦は7/11。 羽生三冠との対戦者…

第26期竜王戦決勝T 谷川浩司九段-豊島将之七段 一分将棋のセカンドウィンド。

【渡辺竜王による本戦展望】 【本戦参加棋士のコメント】竜王戦本戦トーナメントは、順次進んでいますが 大熱戦となった本戦序盤の一戦を紹介します。7/5に行われた竜王戦右ブロックは関西新旧エース対決。先手は谷川九段(3組優勝)、後手は豊島七段(2組…

第54期王位戦第1局 羽生善治王位-行方尚史八段 一直線上のアイデンティティ。

第54期王位戦【第1局】【第2局①/②】【第3局①/②】 【第4局】【挑戦者決定戦】 夏の覇者・羽生王位に、 遅れてきた居飛車本格派・行方八段が挑む 第54期王位戦七番勝負は持ち時間8時間の2日制。鬼の棲家・B1をぶっちぎってのA級復帰に 自身初のタイ…

読売新聞に「第26期竜王戦」本戦棋士のコメントが載ってた。

【渡辺竜王による本戦展望】というわけで、すでに本戦トーナメントは始まっていますが 前回に続き、読売新聞(6/27付)に掲載されていた 本戦参加棋士によるコメントを掲載しようと思います。↑竜王戦本戦は全局無料中継!13/07/08 とりあえず1組分を掲載。 …

第63回NHK杯 糸谷哲郎六段-船江恒平五段(仮組)

仮組ばっかりじゃねーかという話もありますが、 今日のところは早く眠りたいのでとっかかりだけ。関西若手の雄同士の対決。 番組でもちょっと紹介がありましたが、 西遊棋などでもおなじみのお二人。解説も関西の若大将(古い)山崎七段(もうすぐ八段)で、…

第84期棋聖戦第3局 羽生善治棋聖-渡辺明竜王 「ゼロ距離カウンター」、△2二銀。

第84期棋聖戦 【第1局】【第2局】【第3局】【第4局】 昨日の竜王戦に続いて 2日連続で肌が粟立つような棋譜を追えるとは。いやもうまじで将棋凄すぎる。 仕事中目が離せなかった(仕事しろ)史上初、三冠同士のタイトル戦 第84期棋聖戦は、第3局。 ス…