二森日和。

将棋をみた感想。たまにサッカー。ごくまれに雑談。




第68期名人戦 A級順位戦 最終局。


きのう代表戦があったので書けなかったのですが、
3月2日は名人戦の挑戦者と降級者の決まる
「将棋界の一番長い日」でした。

ってことで、久しぶりに夜更かしをしてしまった。
でもまだ、アイスホッケーの決勝もみてないー。

開戦前の個人的興味と言えば、
三浦弘行八段の名人戦挑戦と、藤井猛九段の残留争い。
なぜって、二人とも群馬出身だからさ


結論からいうと、三浦八段は難解な局面の末に
郷田九段に勝利して、初めての名人戦挑戦権を獲得。

藤井九段は、終盤大優勢とされたものの
カメラがパンした間に(どういうわけか)形勢が変わってた。

結局、「あ、勝ちました」をくらって負けてしまったわけですが
井上八段が敗れたため、降級をまぬがれました。

個人的には、いい結果だったわけですが
しかし昨年8位の三浦さんが勝ち抜けた一方、
佐藤康光九段が最終局を待たずに降級が決まるなど
今年も波乱の展開となりました。

来年は、A級に渡辺竜王が上がってきますし
さらに激戦の予感。

その前に三浦八段には名人戦が控えます。
相手は羽生名人。
こりゃもう七冠崩しの再現を期待せざるをえない。

名人戦七番勝負は、4月8日から開始します。