読売新聞に「第26期竜王戦」本戦棋士のコメントが載ってた。
というわけで、すでに本戦トーナメントは始まっていますが
前回に続き、読売新聞(6/27付)に掲載されていた
本戦参加棋士によるコメントを掲載しようと思います。
13/07/08
とりあえず1組分を掲載。
しかし作っててなんですが、
1組の人外魔境っぷりがひどい。
13/07/09追記
2組から先も作りました。
せっかくだからここをまとめページにしようと思います。
1組2位 森内俊之名人 42
新機軸打ち出す
力いっぱい指した予選は結果も内容もよかった。
本戦では、新しい試み、自分のテーマをぶつけたいと思います。
挑戦を目指したいが強敵ばかりなので、
一局一局しっかり指します。
1組3位 羽生善治三冠 42
鋭い攻めを警戒
毎年1組は大変ですが、何とか勝ち抜けて幸運でした。
本戦で当たる小林七段との対局は少ないですが、
早見えのする攻めの鋭い将棋という印象。
本戦では上を目指して頑張ります。
1組4位 郷田真隆九段 42
好調維持し挑む
これまで本戦にはあまり縁がなく、
今期も予選2回戦で負けて厳しいと思っていました。
しかし今年度は調子がよく頑張りたいと思います。
強敵ばかりですが挑戦権獲得が目標です。
1組5位 山﨑隆之七段 32
強敵相手 全力で
初戦負けの1組で踏ん張れました。
自分の人生であまりないことでうれしい。
本戦は勢いのある人と当たるのが楽しみであり
不安でもあります。
昨年同様、全力で指し続けたいと思います。
2組優勝 小林裕士七段 36
持ち味 出し切る
初めての本戦、羽生三冠との長い将棋も
初めてで楽しみです。
勝てば流れがつかめるはず。
中盤から終盤の入り口までが私の持ち味で、
それを出せればワンチャンスがあるかと思います。
3組優勝 谷川浩司九段 51
一局一局丁寧に
初めての3組、若い棋士の中で
優勝できて幸運でした。
中終盤で粘り強く指せたのがよかった。
久しぶりの本戦の最初の相手は強豪で、
あまり勝っていませんが一局一局指すだけです。
4組優勝 永瀬拓矢六段 20
「1組の壁」破る
3年連続出場で、初戦を勝てば自己最高タイの
位置に到達ですが、欲を言えばもっと勝ちたい。
1組の壁を全部突破できるよう頑張ります。
最近調子が悪かったので調整して臨みます。
5組優勝 及川拓馬五段 26
自分らしく戦う
本戦でも自分らしい積極的な将棋を指したいと思います。
初戦の金井五段は同じ埼玉出身で、
棋風はわかっています。
一局一局全力を尽くし、1組の壁を
一つでも破るのが目標です。
6組優勝 金井恒太五段 27
初陣 気持ち込め
予選では、苦しくてもベストを尽くしたのがよかった。
初めての本戦、一戦必勝の気持ちです。
及川五段とは小学校からの付き合いですが初手合。
大舞台で想いを込めて指します。