ponanza+竜王+保木さん。
恋の藤井システム(意味深)
20:00くらいから放送開始します、今日のゲストはBONANZA製作者の保木さんと渡辺明竜王です。みんな見てねー
あ、ミラーも大歓迎です。http://t.co/H6nAM16lmf
— 山本 一成 (@issei_y) May 17, 2013
というわけで、「ponanza in 将棋倶楽部24」は最終回。
渡辺竜王と保木さんがご登場。というか、竜王城からの放送でした。
竜王の読み筋とponanzaの読み筋を検討していたのが斬新。
山本さんもばしばし手がみえることもあって
すげー面白かったです。
しょっぱなにケーキを食する竜王。
コンピュータの手の違和感についても
「わからない」と言いつつ丁寧に解説。
竜王に対する質問としては、パソコンの活用法について。
メインは棋譜データベースの活用ですが、
棋譜ならべなど研究するときはほとんどパソコンでするとのこと。
盤でやると
「30手位前まで戻したときに
歩の位置を間違えたりするしめんどい」から。
ただ、独特の評価値が感覚とずれをきたすので
ソフトを使った検討はしていないそうです。
Bonanzaの保木さん登場。
「うちの山本がすみません」と山本さんに軽くかます。
楽しいお方だ。
放送が一時中断して、竜王が
「っべー、中断中に・・・いや、なんでもない」
とか言いだし、荒ぶるコメント。
保木さんへの質問は、ボナンザ開発秘話等。
海外の研究員をしていた時に、研究以外の時間を持て余したとき
興味を持ったコンピュータチェスを将棋でできないかなー
とか思ったのが発端。
自分が将棋に詳しくないため、
「一からコンピュータにやらせっちゃおう」と思いつき
棋譜から学ばせるという「機械学習」を実現したとのお話。
ちなみに、保木さんの棋力については
「このまえ6枚落ちの勝又先生に勝たしてもらいました」
とにこやかにおっしゃっておられた。
対局自体は、竜王がいらしてからは1勝1敗。
読み筋をコンピュータと棋士とで相互に検討するのは
とても刺激的でした。
最後に満足度調査。
いや、この評価も納得。
下手な公式放送どころか、
有料のCS放送以上に刺激的でした。
ニコ生の一般ユーザー部門でも
ランキング1位を獲得していたそうで、
また似たようなことをやってほしいというか、
GPS将棋のイベントとあわせてシリーズ化希望ー。
誰か調整して公式化すべきですよこれー。