ベネズエラ戦 雑感。
いつもの話ですが、いきなり余談。
シャーロックの第2シーズン、3話をようやく見ました。
あれだ、第3シーズンが超楽しみ(それ自体がネタバレ)。
でも、UKで来年ってことは、日本での放送はいつになるのやら。
来年の秋ごろを期待。
1日遅れでベネズエラ戦ですが、最初に思ったことは、
ゲームがどうしてもふわふわしてしまいがちな「交代枠6人」よりも、
「30分×3セットとかのほうが、たぶんテスト的にはいいよね(暴言)」
という、フットボールの根本を否定するアレ。
ゲームの内容はひとっつもありません。雑感です。
今野の代役となりうるのは誰だろう、という話だったのですが、
終わってみれば、ディフェンスだけでなく、
全体として予想通りに動かせて、予想通りにかみ合わない、
そんな印象でした。
プレーが全体的に予想の範疇というか。
多分、まだワールドカップまでそこそこ時間があるにもかかわらず、
現代表はもう円熟期に入ってしまっていて、
それはそれですごいのだけれど、
我々“パンとサーカス”的に見る側にとっては、
もっと劇的な化学反応を見たい気分が
醸成されているのかな、とか思いました。
基本メンバーは、ほぼ岡田さんの時代に確立されてるんですよね。
それを、現段階でも相当リファインというか、
洗練されたレベルにまで持ってきていると思います。
だから、ほとんど練習時間が取れなくても、
昨年の韓国戦くらいの精度までは持って行ける。
たぶん、練習を重ねれば、もっとよくなるのだろうと。
でも、そうなると、どんどん贅沢になってきて、
じゃあ、その先まではいけるの?と思ってしまうわけです。
入る選手が「誰かの代役」とかじゃなくて、
チーム自体が大きくシフトチェンジするような、
そういうチャレンジが見たかったのかなあと。
それはたぶん、合流しょっぱなで求めるものでもないんでしょう。
ただ、今の状態だと到達できるレベルがなんだか予想がつくようで。
そういう、「先が見えてしまったような怖さ」を
感じたゲームでありました。
もちろん、私は都合のいいことを言ってるだけです。
不断のスクラップ&ビルドなんてリスキーな方法論って、
そんなに成功例があるわけじゃないとおもうので、
ち密に積み上げる方向性は間違っていないとも思います。
間違っていないのだけれど、
やっぱりなにかわくわくしないというか、
吹っ切れない感が残るという、そんな。
んーうまく書けないですけど。
実際にはダメ人間極まりないのですが、
「奇跡が起こることを望む」楽しさって、
やっぱあるじゃないですか。
五輪代表にはあったと思うんですよね。
最終的にはそれだけじゃダメだったという教訓なのでしたが、
でも、そういう、「面白そうなのびしろ」を
感じさせる代表であってほしいなと、
そんなわがままな話でした。
あ、ゲームのシンプルな感想としては、
「いないけど、今ちゃんはやっぱすごかったんだなあ」
という。
あれ、本文の趣旨と真逆かしらん?