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二森日和。

将棋をみた感想。たまにサッカー。ごくまれに雑談。




ロンドン五輪(なでしこ) vs.フランス ひとこと。

蹴球 代表

リアルタイムで見ていないヘタレをお許しください(あいさつ)

ロンドンオリンピック、女子サッカーは準決勝。
なんとウェンブリー。
「準決勝までいったら国立で試合ができるぜ」、
なんてレベルの聖地じゃねーですよね。

この大会でなければ可能性すらないであろう、
「フットボールの聖地」における謁見。

フットボールの神様?女神様?
いずれにしても、そういうものが在るとして。
そのほほえみを奪うだけのプレーを
なでしこたちはしていたと思います。


/日本×フランス/(2-1 ウェンブリー)


内容は割愛。

理屈だけでサッカーをするのであれば、
このゲームはもう少しだけ、わかりやすくなると思います。

U23はスペインに勝てなかっただろうし、
なでしこはフランスに負けていたでしょう。
シュート数、どれだけ差があったのよと。

フランスのサッカーは、なでしこ以上に知性的で、
それでいて迫力がありました。

フランスにあって、日本になかったもの、
を、探す方がよっぽど簡単です。
それでも、日本は勝ちました。
カップウィナーとして、堂々と。

フランスになくて、日本にあったもの。
一つ、挙げるとするなら、
「瞬間に殉ずることのできる力」じゃなかったか。

ここぞというときに、チームとして、
力を発揮できる能力。
日本の1点目、それからフランスのPK失敗。
それは、運とかそういう問題だけじゃなくて、
それぞれの決定的な瞬間に、フランスというチームが
力を発揮できなかっただけ、と。

日本には、それができる。

ブラジル戦、それからフランス戦。
幾度となくあった危機を、
彼女たちは真摯に受け止めてきました。
勝利のための一瞬を、軽んじることはなかった。

理屈じゃないのだけれど、確かにあって、
それでいて決定的な差をもたらすもの。
日本とフランスで、その差は歴然としていたと思います。

それが王者ゆえの力なのかどうかは知りませんが。
一つ一つを丁寧に。あきらめずに、ひたむきに、
ボールを動かす、ボールを追う、体を寄せる、体を投げ出す。
このチームは、そういう細かいところで、決してぶれない。

「細部にこそ、神が宿る」、そこにウェンブリーが見初めた、とか
なんでもいいけれど。
小さな積み重ねが大差になっていた。

メダルとか、そういうことではなく、
見事な勝利だと。思いました。