読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

二森日和。

将棋をみた感想。たまにサッカー。ごくまれに雑談。




ゼロックス'10 鹿島×ガンバ ひとこと。

蹴球 J1

1−1のPK戦で鹿島の勝ち。
その2ゴールも小笠原のPKと、
加地さんミドルのリフレクションなので
結果というよりも、内容について語るのがアレですよね。
4-4ゾーンの完成度を、
どうやって攻撃につなげていくのか、っていう
日本代表にも通低する課題に対して
それぞれのクラブの取り組みが興味深かったです。


ともに4-4-2フラット系なんですが、
基本的にはセンターを抑える時の位置取りが決まってるだけで
両チームとも伝統的にハーフが中に絞る。

そのため、サイドバックが前に出て幅を作るわけですが
ここの扱いは、鹿島とガンバで結構違う部分だと思いました。

鹿島は奪ったボールをスペースに出すイメージなのだけれど
サイドバックはそのタイミングで前に出て、「サイドの底」を作る。
と同時に、ハーフが内に絞ったりすると、
縦に出てスペースをつくイメージ。

対してガンバはパスでの崩しを狙うチームなので
サイドは置き石のような位置取りで構成力に寄与する。

どちらがいいってわけじゃないですが
ラテラル裏をケアしやすいのが鹿島で
ラインを上げやすいのがガンバで、
逆はその真なりってところでしょうか。

現実には、両チームともチャンスは作りながら
バランスのよい攻守を実現していたと思うので、
ACLとともにロースコアゲームになったと思うのですが
逆にいえば、ある程度タイトな4−4ゾーンが組まれたときに
崩せるだけの攻撃を作ることまでは
できていないってことだとも思います。

そしてそれは、日本サッカーがここ最近
抱えている悩みそのものでもある。

この2チームは、その解にたどりつけるのか。
いや、鹿島やガンバだけじゃないですけれど、
今シーズンも楽しみに見ていきたいと思います。

ちなみに、イメージ的に言うと、
日本代表はガンバのサイド寄せに鹿島のスペース突きを
あわせる感じです。

さてはて、どうなることやら。