第72期A級順位戦最終局・第11譜 180手を超える激戦。
必死の食らいつきが実り、久保九段が逆転したといわれています。
詰ましにいきますが、しかしまだ詰みは見えず。
一分将棋のデッドヒートは、
180手を超えてもまだ勝負の趨勢が見えていません。
第72期A級順位戦最終局・第10譜 最後の1局。
日付が変わって0:00頃の局面。
残るは1局、▲三浦九段-△久保九段だけになりました。
ゴキゲン中飛車対超速では、三浦九段が新手を出して
徐々にリードを広げたと思われましたが、久保九段が粘りに粘る。
銀3枚で囲いを再生、先手よしとされていましたが
まだまだ十分紛れがあるようです。
第72期A級順位戦最終局・第9譜 佐藤九段、渡辺二冠を制す。
▲佐藤-△渡辺は、佐藤九段優勢で最終盤へ。
それでも渡辺二冠が佐藤九段に幾重もの頓死筋をみせて迫る。
しかし、佐藤九段はこれをかいくぐり、安全圏へ。
105手で渡辺二冠が投了し、佐藤九段が勝ちました。
佐藤九段、渡辺二冠はともに5勝4敗。
勝ち越して今期を終えています。